太陽光発電プロジェクトに関する
保険コンサルティング事例
プロジェクト概要
国内における大規模太陽光発電プロジェクト
お客様のご要望
- 付き合いのある大手保険代理店に保険手配を一任しているが、提示された保険内容が適切かどうかの判断が付かない。
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今般、金融機関から保険内容の一部について不十分ではないか、との指摘があったため、ノウハウを持つ第三者に評価をお願いしたい。
- 工事期間中と運用開始後、それぞれに想定されるリスクの評価・分析と、手配すべき保険についてのアドバイスが欲しい。
- 保険会社の適切な選定と契約締結に関するアドバイスが欲しい。
当社における対応と成果
現状の分析結果
当社による精査の結果、保険設計の前提となるリスク評価において、工事期間中、運用開始後のそれぞれのリスクについて、一部の利害関係者の被るリスクが正しく評価されていない点が判明。
また、従来提示された保険条件では、特約により補償範囲が限定されている、想定していない免責金額が設定されている、等の問題点が発覚した。
見直しの成果
改めて当社にてリスクの再評価を行った上で、発電事業者、出資者、金融機関、工事関係者などとディスカッションを行い、保有可能なリスクと保険手配すべきリスクを整理の上、関係者全員が納得できる保険条件を設計。
更に、主要保険会社の保険約款を精査し、保険会社によって補償範囲が細部において異なる点を明確にした上で、保険会社の選定や追加すべき特約などについてもアドバイスを実施。 これらの結果、各関係者が晒されるリスクを適切にコントロールできたことから、工事開始から発電までスムーズな運営が可能となった。