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キャプティブ

キャプティブとは「企業が自らのリスクの引受けを主たる目的として
設立する保険会社」です。

キャプティブを使った保険スキーム例

キャプティブ設立の目的

キャプティブは、一般的に次の目的で設立されます。

(1)リスクマネジメントの手段

自らのリスクを自家保険機構としてのキャプティブで引受けることにより、企業内でのリスクの一元管理が実現し、リスクコストの把握を可能にします。

(2)実質保険料の軽減

損害(発生)率の極めて低い優良なリスクをキャプティブに引受けさせることにより、再保険事業収益を享受できます。

(3)投資運用益

キャプティブが受け取った再保険料や各種支払準備金は、キャプティブ自らの資金として運用することができます。従って、運用益が期待できます。

(4)再保険市場へのアクセス

キャプティブを通じ、世界の再保険市場に直接アクセスすることにより、自己のリスクにおける保険料率やその他の条件が適正なものであるかを評価することができます。

キャプティブの設立にあたっては、設立地における各種法規制の把握や引受リスクの選定、収益のシミュレーション等入念な分析にもとづく設計が不可欠です。
当社では、幅広いネットワークを生かし、キャプティブの設立についてアドバイスさせていただきます。