海外プロジェクトに関する
保険コンサルティング事例
プロジェクト概要
- ODAによるインフラ整備プロジェクト。
- 土木・建築工事を請け負う我が国の事業者より、保険手配についてのご相談。
お客様のご要望
当該国でのプロジェクトは初めてであり、日系損害保険会社も進出していないことから、保険手配全般についてアドバイスが欲しい。
- 現地における天災リスクなど、各種リスク情報の提供。
- 当該国での保険関連法制や保険料税など、保険関連情報の提供。
- 請負契約書に基づいて自社が負担するリスクの明確化と、それに対応した保険設計、競争力のある保険料での保険手配のアドバイス。
- 事故発生時に確実・迅速に保険金が受け取れる体制の構築。
- 現地での保険関連サービス窓口の確保。
当社における対応と成果
提携するブローカーなどを通じて現地のリスク関連情報と保険関連法令を確認。請負契約書に基づき負担するリスクの種類や範囲を明確化し、保険を設計。
現地保険会社による円滑な引受と、事故発生時の保険金支払を確実にするため、あらかじめ日系損保による再保険引受を手配。複数の日系損保会社による相見積を経て、充分な補償範囲を持つ再保険引受を確保。
日系損保による再保険引受を前提に、提携ブローカーを通じて現地損保会社および政府系保険会社による元受(フロンティング)を手配。再保険によるカバーが確実であることから、現地でのスピーディーな保険手配が実現した。
更に、工事保険以外にも、自動車保険や労災保険など、お客様が現地で必要とされる保険の手配をサポートすると共に、提携先を通じた保険窓口の確保、万一の事故の際の対応支援を含め、現地での保険全般に関わる様々なサービスの提供をお手伝いした。