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リスクコンサルティング

企業活動には様々なリスクが潜在します。特に近年、企業を取り巻く環境は厳しさを増し、リスクも広汎かつ複雑なものになっています。また、企業経営のグローバル化が急速に進展し、一方で株主価値の増大が強く求められる中、企業は経営基盤を揺るがすようなリスクに対してより適切なリスク管理手段を講じ、不安定な要素を取り除いていくことが企業経営上、重大な課題になってきています。
当社では、専門的な知識・技術・経験を有するスタッフが、様々な業種ごとに異なる固有のリスクについて知見を集積しており、皆様に最適なアドバイスを行う態勢を備えています。皆様の事業活動に潜在する様々なリスクを正確に洗い出し、評価、分析を行い、リスクコントロール、リスクファイナンシング手法等を組み込んだ、トータル的なリスクマネジメントについてアドバイスを行い、企業のリスク管理をより強化するためのご提案をさせていただきます。

主なリスクコンサルティングメニューは次の通りです。

リスクの分析・評価

企業を取り巻くリスクに対処するためには、企業がどのようなリスクに晒されているのか、また、これらのリスクがどの程度の頻度で発生するのか、発生した場合にはどの程度の悪影響を被るのかを正確に把握する必要があります。
当社では、企業が直面するリスクを企業活動や業種に応じた各手法を用いて漏れなく洗い出し、各リスクの企業に与える影響について分析・評価させていただきます。

防災サービス等のリスクコントロール提案

リスクを把握した次のステップとして、事故が発生しないよう予防・制御し、また、万一事故が発生した場合でも損害の拡大防止や軽減を図る「リスクコントロール」が必要になります。
リスクコントロールの一例として、建物・設備の耐震構造化、延焼・類焼防止の為の防火区画化、スプリンクラーの設置などがありますが、当社では専門スタッフが、消防法、建築基準法といった各種法規の遵守は勿論、各種法規より一段階上の自主防災の観点から、企業経営に影響を与える事故(火災・爆発、電気的・機械的事故など)の発生の防止、更にこれらの事故や自然災害が発生した場合の損害軽減策をご提案させていただきます。

最適なリスクファイナンシングの企画・立案

リスクファイナンシングとは、事故の発生により生じるおそれのある損害に備えて、あらかじめ経済的な準備をしておくことをいい、損害の頻度及び規模に応じて「転嫁」「保有」「回避」「低減」という4つの方法があります。
「転嫁」とは経済的損失を他者に移転することで、保険はその代表的なものです。「保有」とは、事故発生時に自己資金で対処するというリスクの「完全保有」と、企業内で保険スキームを策定し積立を行う「自家保険」、更に、保険子会社を設立しリスクを集中させる「キャプティブ保険会社」方式(キャプティブの詳細はこちらから)などがあります。当社は、各リスクの特性に基づき最適なリスクファイナンシングの企画・立案をさせていただきます。

バランスシートプロテクションプログラムの立案

当社では、企業の事業活動を脅かすもの全てが企業リスクであるという認識の下で、バランスシートに影響を及ぼすリスクを洗い出し、分析・評価を行い、良好なバランスシートの状態を維持させるためのリスクヘッジ手段につき、企画・立案させていただきます。

金融最先端技術を駆使した事業リスクヘッジ提案

金融技術の発達により、地震デリバティブズやCat-Bond(大災害債券)など、伝統的な保険以外にもリスク転嫁機能を持つ金融商品が生まれております。
当社ではお客様のご要望に応じ、MUFGグループ各社とも連携し、保険技術と金融技術とを融合したリスクヘッジ策のご提案も承ります。